名山・渓谷・遊歩道(めいざん・けいこく・ゆうほどう)
津島五山(つしまござん)
地域(ちいき):
相双地域(そうそうちいき)市町村(しちょうそん):
浪江町(なみえまち)カテゴリー:
名山・渓谷・遊歩道(めいざん・けいこく・ゆうほどう)
紹介説明(しょうかいせつめい)
津島五山(つしまござん)とは、浪江町津島地区にある5つの山をさします。この地区では古くから主君(しゅくん)に対し「津島松(つしままつ)、檜(ひのき)、欅(けやき)、馬(うま)、鷹(たか)」などを献上(けんじょう)していました。そのため、大正13年には「五山鷹の羽」として氏家績氏によって図案化(ずあんか)され、村紋(そんもん)として制定されています。
1.日山(ひやま)[天王山(てんのうざん)・桧山(ひやま)]標高1,057m
檜(ひのき)の自生地で、春のツツジ、秋のドウダンツツジの紅葉(こうよう)など見どころが多い山です。
2.中ノ森山(なかのもりやま)[大曾根山(おおそねやま)]標高803m
大曾根とは大きな峰(みね)がつらなるという意味で、広い範囲に赤ケヤキが自生(じせい)していました。
3.熊ノ森山(くまのもりやま)[湯舟山(ゆぶねやま)]標高565m
山一帯(いったい)が津島松(アカマツ)の自生地で、頂上にはタタミ20畳分の石が重なり合い、大きな岩となっています。
4.大ノ姿山(おおのすがたやま)[足利立添山(あしかがたちぞえやま)]標高722m
足利氏(あしかがし)の領地(りょうち)となり、津島松の産地(さんち)だったため松と鷹を献上していました。
5.高太石山(こうたいしやま)[弘太師山(こうだいしやま)]標高863m
楢(ナラ)や雑木(ぞうき)の自生地(じせいち)。頂上には白花崗岩(しろかこうがん)がむき出しになっており、周氷河気候(しゅうひょうがきこう)の存在(そんざい)をしめすものとして、学門的に重要な山です。
資料・他(しりょう・ほか)
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・浪江町役場
<現地までの交通案内>
・JR常磐線「浪江駅」より車で約50~60分
※現在、帰還困難区域であり、立入制限あり
その他(そのほか)
- うつくしま百名山に選定(日山)
関連ホームページ(かんれんホームページ)
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