天然記念物(てんねんきねんぶつ)
あぶくま洞(あぶくまどう)
地域(ちいき):
県中地域(けんちゅうちいき)市町村(しちょうそん):
田村市(たむらし)カテゴリー:
天然記念物(てんねんきねんぶつ)
紹介説明(しょうかいせつめい)
あぶくま洞周辺は、石灰岩(せっかいがん)でできた仙台平(せんだいひら)とよばれるカルスト台地が広がっています。そのため、この地では昔から石灰岩などの採掘(さいくつ)がさかんで、昭和44(1969)年に石灰岩の採掘中にあぶくま洞が発見されました。
あぶくま洞は、地中の石灰岩が地下水によってけずられ、8,000万年という長い年月をかけてつくられました。全長約620mの洞内は、天井から大きく下がる鍾乳石(しょうにゅうせき)や、床下からタケノコのように積み重なってできる石筍(せきじゅん)など、自然が作り出す世界が続きます。
大小さまざまな鍾乳石や洞窟(どうくつ)には、その形から樹氷(じゅひょう)、月の世界、滝根御殿(たきねごてん)、クリスマスツリーなどの名前がつけられています。自然がつくり出す造形美(ぞうけいび)に照明の演出が加わり、ふしぎな世界が広がっています。
資料・他(しりょう・ほか)
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・あぶくま洞管理事務所 電話:0247-78-2125(代)
<現地までの交通案内>
・JR磐越東線「神俣(かんまた)駅」より車で約5分
・磐越自動車道・あぶくま高原道路「小野IC」より車で約15分
その他(そのほか)
- 市指定天然記念物(平成17年4月18日指定)
- 精九郎壇と山毛欅(せいくろうだんとぶな)
- 剛叟寺の枝垂桜(ごうそうじのしだれざくら)
- 堀越のお人形様(ほりこしのおにんぎょうさま)
- 宗像利吉(むなかたりきち)
- 八つ頭獅子舞(やつがしらししまい)
- あぶくま洞(あぶくまどう)
※関連(かんれん)する項目(こうもく)を表示(ひょうじ)しています。
クリックするとその項目のページへジャンプします。