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文化財(ぶんかざい)

弁天桜(べんてんざくら)

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紹介説明(しょうかいせつめい)

田村市滝根町の石神(いしがみ)から西におよそ2㎞ほど入った山田地内にあります。まわりは杉林(すぎばやし)にかこまれ、剛叟寺(ごうそうじ)の枝垂桜(しだれざくら)とならぶ見事なエドヒガンザクラです。
 樹齢(じゅれい)はおよそ400年、木の高さは10m、幹(みき)まわり3.9m、全体の枝張り(えだばり)は14.8mです。花がさくのは4月の終わりごろが多く、満開(まんかい)の時は近くに住む人々がお花見に集まります。桜の根元には小さな祠(ほこら)がまつられています。この桜には、次のような伝説があります。
 菅谷村(すがやむら)のある家の美しい娘(むすめ)が、親のいいつけにしたがって、いやいや嫁(よめ)にいったが、どうしても相手の男が好きになれず、にげもどって来た。しかし、親はゆるさず、無理やりとつぎ先に帰そうとした。思いあまった娘は、この山田の池に身を投じ、息をひきとった。娘の親は後悔(こうかい)し、その場に桜の木を植えて供養(くよう)した。
 今ある弁天桜がその桜です。

資料・他(しりょう・ほか)

『滝根町文化財集第一集「滝根町の文化財」』

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・田村市教育委員会

その他(そのほか)

  • 市指定天然記念物(平成17年4月18日)
  • 福島県緑の文化財第147号登録

関連ホームページ(かんれんホームページ)

ムービー

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