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その他(そのほか)

松平定信(まつだいらさだのぶ)

  • 地域(ちいき)

    県南地域(けんなんちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    白河市(しらかわし)
  • カテゴリー:

    その他(そのほか)
  • 生没年:

    1758~1828
  • 時代:

    江戸時代(えどじだい)~江戸時代(えどじだい)

人物紹介(じんぶつしょうかい)

 第12代白河藩主。今から約220年前、江戸時代の後半に幕府(ばくふ)の老中(ろうじゅう)として、飢饉(ききん)などで悪化(あっか)した幕府の財政再建(ざいせいさいけん)【寛政の改革(かんせいのかいかく)】に取り組むなどの活躍(かつやく)をしました。
 白河においても名君(めいくん)とうたわれた殿様(とのさま)です。自分の正しいと思う信念(しんねん)をしっかり持って行動(こうどう)しました。
 もともと湿地帯(しっちたい)だった南湖(なんこ)を、灌漑(かんがい)用水のため池にするとともに、人々が身分(みぶん)のちがいにとらわれずに、いつでもだれでも楽しめる公園にしました。

資料・他(しりょう・ほか)

『宇下人言』松平定信
『楽翁公伝』 渋沢栄一
『図録・定信と文晁』福島県立博物館編
『図録・集古十種』福島県立博物館編
『図録・定信と庭園』白河市歴史民俗資料館編
『松平定信』 藤田覚
『白河藩主 松平定信公物語』 遠藤勝
『松平定信、その人と生涯』 山本敏夫

主な業績(おもなぎょうせき)

  • 寛政の改革を行い、江戸幕府の体制建て直しに尽力しました。
  • 白河藩政の改革につとめました。
  • 『集古十種(しゅうこじっしゅ)』の編纂(へんさん)を行いました。

のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)

関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)

  • 南湖公園
    享和元(1801)年、白河藩主松平定信が、武士も庶民もともに楽しむという考えをもって作った場所です。
  • 感忠銘の碑 (かんちゅうめいのひ)
    南朝の後醍醐天皇(ごだいごてんのう)に生涯をささげた結城宗広(ゆうきむねひろ)・親光(ちかみつ)父子の忠義(ちゅうぎ)を後世につたえるために彫られた高さ7,6m、幅(はば)2,7mの日本有数の磨崖碑(まがいひ)です。題字の「感忠銘」は定信が書きました。
  • 白河関跡 (しらかわのせきあと)
    寛政12(1800)年、白河関を今の場所に定め、碑をたてました。

副読本(ふくどくほん)

関連文献(かんれんぶんけん)

詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)

現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)

  • 南湖公園
    JR「新白河駅」から車で約10分 東北自動車道「白河中央IC(ETC専用)」から車で約15分

その他(そのほか)

教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

達磨図 松平定信筆 白河市歴史民俗資料館所蔵

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