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その他(そのほか)

半谷休閑(はんがいきゅうかん)

  • 地域(ちいき)

    相双地域(そうそうちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    浪江町(なみえまち)
  • カテゴリー:

    その他(そのほか)
  • 生没年:

  • 時代:

    江戸時代(えどじだい)~江戸時代(えどじだい)

人物紹介(じんぶつしょうかい)

浪江町大堀地区(おおぼりちく)には、大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)という国の伝統的工芸品指定(でんとうてきこうげいひんしてい)の陶器(とうき)の産地(さんち)があります。これを広めたのが大堀村【現在の浪江町大堀】に住む中村藩の半谷休閑(はんがいきゅうかん)です。
 17世紀の末ころ、休閑の使用人である左馬(さま)という人が中村【現在の相馬市中村】に行き陶器の作り方を学び帰りました。左馬は、さっそく井手村【現在の浪江町井手】の美森(うつくしがもり)というところで陶器を作るための土を発見し、小さな窯(かま)をつくり陶器の制作(せいさく)に成功(せいこう)しました。主人である休閑は、この技術(ぎじゅつ)を教えてもらい、村人に伝えました。こうして、大堀村やそのまわりの村に陶器をつくる家が次々とでき、陶器の産地がかたちづくられました。
 それまで、大堀村は水田も少なくまずしい村でしたが、陶器の生産を始めてから生活がゆたかになりました。今日でも、陶器を作る人々は、半谷休閑を「大堀相馬焼の元祖(がんそ)」として尊敬(そんけい)しています。

資料・他(しりょう・ほか)

『大堀相馬焼の歴史』 山田秀安
『浪江町史』
『双葉郡誌』

主な業績(おもなぎょうせき)

のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)

わが国の伝統的工芸品である「大堀相馬焼」の産地をつくったもととなりました。

関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)

副読本(ふくどくほん)

関連文献(かんれんぶんけん)

詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)

陶芸の杜おおぼり(現在、行くことはできません。)
電話:0240-35-4917  住所:浪江町大字大堀字大堀37
浪江町教育委員会事務局郷土文化係 
電話:0240-23-5601

現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)

  • 陶芸の杜おおぼり(現在、行くことはできません。)
    JR常磐線「浪江駅」より車で約10分 常磐自動車道「浪江IC」より県道いわき浪江線経由 車で約10分

その他(そのほか)

教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

浪江町教育委員会
電話:0240-34-2111

左馬の墓

17世紀末の大堀相馬焼

18世紀中頃の大堀相馬焼

19世紀前期の大堀相馬焼

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