

産業・経済(さんぎょう・けいざい)
斎藤二良(さいとう じろう)
地域(ちいき):
県北地域(けんぽくちいき)市町村(しちょうそん):
二本松市(にほんまつし)カテゴリー:
産業・経済(さんぎょう・けいざい)生没年:
1883~1964時代:
明治(めいじ)~昭和(しょうわ)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
明治39年8月より北米シアトル市に住み、昭和2年に日本へ帰国しました。昭和9年には県で最初の酪農組合(らくのうくみあい)として結成(けっせい)された太田村畜牛改良組合(ちくぎゅうかいりょうくみあい)の初代組合長になりました。
以後、県酪農発祥地(はっしょうち)の指導者(しどうしゃ)として数々の重要な職につき、20年以上にわたり本県および地域の酪農発展(はってん)に力をつくしました。
代表的な功績(こうせき)として、北海道八雲(やくも)から乳牛約100頭を導入(どうにゅう)したことや、森永乳業の誘致(ゆうち)に成功したことなどがあげられます。旧東和町はもとより福島県の酪農発展に大きく貢献(こうけん)し、多くの人から親しまれ、「牛のおじさん」とよばれました。
資料・他(しりょう・ほか)
『東和町史(1)-通史・旧村沿革-』 東和町教育委員会編纂『東和町町勢要覧』 東和町企画振興課編集
『福島県酪農の沿革と現状』 県酪連発行 昭和27年
『らくのう福島』 昭和39年発行
主な業績(おもなぎょうせき)
のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
地元での信頼(しんらい)が大きく20有余年農村の近代化を目指し、地域の自然条件に合った農法の確立に貢献しました。関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
- 酪農史碑と斎藤二良翁頒徳碑【旧太田公民館】 昭和4年11月に地元酪農経営者が発起人(ほっきにん)となり、その功積(こうせき)をたたえ、後世に伝えるため建てました。
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
- 二本松市教育委員会文化課
現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
- 酪農史碑と斎藤二良翁頌徳碑
場所:旧太田公民館 JR「二本松駅」から車で20分(下太田小学校近く)
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

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