

政治(せいじ)
紺野羽右衛門(こんのはえもん)

地域(ちいき):
県北地域(けんぽくちいき)市町村(しちょうそん):
本宮市(もとみやし)カテゴリー:
政治(せいじ)生没年:
1789~1867時代:
江戸時代(えどじだい)~江戸時代(えどじだい)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
紺野羽右衛門(こんのはえもん)は、1789年長屋村に生まれ、のちに長屋村の名主をつとめました。信念(しんねん)を持った性格(せいかく)で知られ、常に勤勉(きんべん)と、節約(せつやく)をすすめ、公共の利益(りえき)につくすことを天職(てんしょく)としていました。
長屋の水田は、天水(てんすい)【雨水】利用のみの耕地(こうち)が多く、また溜池(ためいけ)の整備不足(せいびぶそく)で貯水方法(ちょすいほうほう)も昔のままで、干ばつのとき苗(なえ)を植えられず、農民は困り果てていました。
羽右衛門は改修(かいしゅう)工事の必要性を感じ、藩庁(はんちょう)に工事のための労働者派遣(ろうどうしゃはけん)を数回にわたり要請(ようせい)しました。その結果、工事がはじまり、羽右衛門は耐久性(たいきゅうせい)を考え石造樋(せきぞうとい)を新たにつくるなど、ぬかりなく工事を進めました。
資料・他(しりょう・ほか)
『白沢村史 各論編II「自然 地名 人物」』第一章 村を支えた人々 293ページ
主な業績(おもなぎょうせき)
- 平の池・田平池・その多数ケ所の溜池改修工事
- 道路の開削改修
- 橋梁(きょうりょう)48ヵ所の石造りへの改修
- 神社・仏閣(ぶっかく)の改修
のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
以来、長屋地域の耕地は土地が肥え、干ばつを知らず、今日までその豊かな水利の恩恵(おんけい)を受けています。関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
- 墓石(ぼせき)
紺野家先祖代々の墓
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
本宮市教育委員会現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

- 遠藤源四郎(えんどうげんしろう)
- 塩田冥々(しおためいめい)
- 石川(関下)秀富(いしかわひでとみ)
- 塩ノ崎の大サクラ(しおのさきのおおさくら)
- 影山庄之助(かげやましょうのすけ)
- 蛇の鼻遊楽園(じゃのはなゆうらくえん)
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