文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)
草野心平(くさのしんぺい)
地域(ちいき):
いわき地域(いわきちいき)市町村(しちょうそん):
いわき市(いわきし)カテゴリー:
文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)生没年:
1903~1988時代:
明治(めいじ)~昭和(しょうわ)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
草野心平(くさのしんぺい)は、1903年、現在のいわき市小川町に生まれ、16歳までそこで暮らしました。
若いときになくなった兄がノートに書いていた詩に影響(えいきょう)を受け、中国に留学(りゅうがく)している間に詩をつくりはじめました。カタカナ、ひらがな、漢字を自由に使い、人々の生活や感情(かんじょう)を蛙(かえる)や石や天などのユニークな物にたとえて詩をつくりました。「蛙の詩人」などとよばれ、彼にしかできない詩の世界をつくりました。
蛙がきっかけで双葉郡川内村の名誉村民(めいよそんみん)にもなりました【川内村にはめずらしいモリアオガエルがすんでいて、国の天然記念物になっています】。年をとってからは、毎年夏になると川内村の「天山文庫(てんざんぶんこ)」で過ごしていました。また、宮澤賢治(みやざわけんじ)が亡くなった後、彼の作品を広めることに力をつくし、賢治を世に紹介したことも高く評価(ひょうか)されています。1987年には文化勲章(ぶんかくんしょう)を受けました。
資料・他(しりょう・ほか)
『いわきの人物誌(上)』 いわき市『草野心平常設展図録』 いわき市立草野心平記念文学館
『郷土資料集 いわき市』いわき市小学校社会科資料作成委員会編
『現代詩読本 るるる葬送』 草野心平 思潮社
主な業績(おもなぎょうせき)
のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
独創的(どくそうてき)な作品で、日本近代文学、特に昭和詩史に大きな影響(えいきょう)をあたえました。関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
- いわき市立
草野心平記念文学館
電話:0246-83-0005
現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
- いわき市立
草野心平記念文学館
草野心平生家
JR常磐線「いわき駅」より 車で約20分 JR磐越東線「小川郷駅」より 車で約5分 常磐自動車道 「いわき中央IC」より約15分
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)
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