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文化財(ぶんかざい)

宮脇廃寺跡(みやわきはいじあと)

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    県北地域(けんぽくちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    伊達市(だてし)
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紹介説明(しょうかいせつめい)

宮脇廃寺跡は霊山(りょうぜん)の麓(ふもと)に位置しており、室町時代の霊山寺(りょうぜんじ)の跡とみられています。霊山寺は平安時代に創建され、もともとは霊山の山中にありましたが、南北朝時代の戦乱の中で焼失し、この地域の有力領主であった伊達氏によって、この地に再建されたといわれています。
 発掘された軒平瓦(のきひらがわら)には菊花紋(きくかもん)がデザインされており、京都の鹿苑寺(ろくおんじ)(金閣寺)や相国寺(しょうこくじ)といった足利家ゆかりの寺院で確認されている瓦と同様のものであることから、伊達氏と足利家の密接な関係を示すものとして注目されています。

資料・他(しりょう・ほか)

『伊達市埋蔵文化財調査報告書第20集 宮脇遺跡確認調査報告書』

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

〈詳しい情報の入手先〉
・伊達市教育委員会生涯学習課 電話:024-573-5804

〈現地に行くまでの交通案内〉
・福島交通掛田・山野川・霊山線宮脇下車徒歩2分
・東北中央自動車道霊山ICから車15分

その他(そのほか)

・国指定史跡(平成26年3月18日)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

・伊達市ホームページ(https://www.city.fukushima-date.lg.jp/site/promotion/48727.html)

ムービー

宮脇廃寺跡全景(南より)

宮脇廃寺跡(建物と基壇跡)

宮脇廃寺跡から出土した軒平瓦

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