伝統工芸(でんとうこうげい)
会津唐人凧(あいづとうじんたこ)
地域(ちいき):
会津地域(あいづちいき)市町村(しちょうそん):
会津若松市(あいづわかまつし)カテゴリー:
伝統工芸(でんとうこうげい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
九州に多く見られる唐人凧(とうじんだこ)が、なぜ会津地方に伝わったのかは、今もはっきりと分かっていません。戊辰戦争(ぼしんせんそう)の時に、若松城(わかまつじょう)が敵(てき)の軍隊(ぐんたい)に囲まれて不利な状況(じょうきょう)になったとき、藩主(はんしゅ)は城(しろ)の中から「べろくんだし」とよばれる唐人凧をあげ、味方(みかた)の軍隊(ぐんたい)のやる気を高めたといいます。目をむいて舌(した)を出した異様(いよう)な顔つきが印象的(いんしょうてき)です。さらに戦いの時に身を守るための面当(めんあて)や八幡座(やはたざ)の下にえがかれているおにの図などは、他の凧(たこ)には見られません。その迫力(はくりょく)ある顔つきで魔除(まよ)け用やインテリアとしても人気があります。最近では、毎年秋に「會津唐人凧凧揚げ大会(あいづとうじんだこたこあげたかい)」が開かれています。
資料・他(しりょう・ほか)
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・竹藤民芸店 電話:0242-22-1068
<現地までの交通案内>
竹藤民芸店
・JR「会津若松駅」より車で4分
その他(そのほか)
- 福島県伝統的工芸品(平成9年3月31日指定)
ムービー
- 鯉のうま煮(こいのうまに)
- 会津藩主松平家墓所(院内御廟)(あいづはんしゅまつだいらけぼしょ(いんないごびょう))
- 餅せんべい(もちせんべい)
- 大山捨松(おおやますてまつ)
- 会津唐人凧(あいづとうじんたこ)
- 風車(かざぐるま)
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