文化・伝統 会津地域アイコン

郷土芸能(きょうどげいのう)

空也念仏踊り(くうやねんぶつおどり)

  • 地域(ちいき)

    会津地域(あいづちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    会津若松市(あいづわかまつし)
  • カテゴリー:

    郷土芸能(きょうどげいのう)

紹介説明(しょうかいせつめい)

空也上人(くうやしょうにん)は、今から千年も昔の人で、天皇(てんのう)の子として生まれましたが、みにくい顔と指が開かなかったために、山にすてられていました。その時、鹿(しか)がやって来て食べ物や水をあたえ、育ててくれたのです。
 やがて、仏教(ぶっきょう)の勉強を一生けんめいして「空也(くうや)」と名のり、こまっている人々を助けたいと考えました。多くの国を旅して、道路を作り、橋をかけ、井戸をほったりして人々を助けたので、りっぱなお坊(ぼう)さんとして有名になりました。
 そして、人々を助けながら、はるばると山をこえ谷をこえ、磐梯山(ばんだいさん)のふもとの冬木沢(ふゆきざわ)に来ました。そして寺を建てました。今、この寺は会津高野山(あいづこうやさん)・八葉寺(はちようじ)と言われています。毎年お盆(ぼん)の八月五日には地元の人たちが空也上人を供養(くよう)するために、空也光勝会が伝えたという念仏踊り(ねんぶつおどり)をおどります。その日はたくさんの人でにぎわいます。
 仏都会津(ぶっとあいづ)の言葉があるように、会津にはたくさんの寺やそこにまつわる歴史(れきし)や伝統(でんとう)がたくさんありますが、中でも日本三大高野山(さんだいこうやさん)とよばれる会津の高野山は周りのの自然環境(かんきょう)もすばらしく、美しい日本の風景(ふうけい)の中にあります。じっさいにおとずれてみると、そこにほとけ様がいることをを感じられるでしょう。

資料・他(しりょう・ほか)

『重要文化財』
『八葉寺阿弥陀堂保存修理工事報告書』 福島県

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・地元「空也光陵会」  

<直接現地へ行くまでの交通案内>
八葉寺
・磐越自動車道「磐梯河東IC」より西へ車で約15分
・JR磐越西線「広田駅」より北へ徒歩約20分

その他(そのほか)

  • 県指定重要無形民俗文化財

関連ホームページ(かんれんホームページ)

ムービー

関係記事(かんけいきじ)

※関連(かんれん)する項目(こうもく)を表示(ひょうじ)しています。
クリックするとその項目のページへジャンプします。

検索結果へ戻る(けんさくけっかへもどる)