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郷土芸能(きょうどげいのう)

上羽太天道念仏踊り(かみはぶとてんとうねんぶつおどり)

  • 地域(ちいき)

    県南地域(けんなんちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    西郷村(にしごうむら)
  • カテゴリー:

    郷土芸能(きょうどげいのう)

紹介説明(しょうかいせつめい)

上羽太(かみはぶと)の天道念仏踊り(てんとうねんぶつおどり)は、毎年、田植えの終わったころ、6月の第1日曜日に行われます。米の豊作(ほうさく)をおいのりするとともに、地いきの人たちの楽しみとして、これまで伝わってきました。上羽太(かみはぶと)コミュニティセンター前の広場の四隅(よすみ)に、臼(うす)と青竹を立て、しめ縄(なわ)をはり、三方(さんぽう)をハシゴで囲み、おどる場所にはモミガラをしきます。祭壇(さいだん)には日天(にってん)【太陽】・月天(がってん)【月】をかざります。
 おどりは、上げ念仏という太鼓(たいこ)をたたきながらの歌い手2、3名と、下げ念仏というおどり手10数名からなります。
 衣装(いしょう)は、浴衣(ゆかた)にたすきがけ、豆しぼりの手ぬぐいのはちまきをし、素足(すあし)で7種類(しゅるい)のおどりをおどります。神祀り(かみまつり)に始まり、地おこしと、種子(しゅし)まきから収穫(しゅうかく)までの、一通りの農耕生活(のうこうせいかつ)を表現しています。

資料・他(しりょう・ほか)

『福島県文化財調査報告書 第18集「西郷地方の民俗」』
 福島県教育委員会 1970年 
『福島県文化財調査報告書第261集「福島県の民俗芸能」』
 福島県教育委員会 1991年 
『西郷村史』 西郷村史編さん委員会 1978年 
『ふくしまの祭りと民俗芸能』
 懸田弘訓 2001年 歴史春秋社

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・西郷村教育委員会 生涯学習課

<現地へ行くまでの交通案内>
上羽太コミュニティセンター
・「白河IC」から車で約20分

その他(そのほか)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

上羽太天道念仏踊り

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