伝統工芸(でんとうこうげい)
起上り小法師(おきあがりこぼうし)
地域(ちいき):
会津地域(あいづちいき)市町村(しちょうそん):
会津若松市(あいづわかまつし)カテゴリー:
伝統工芸(でんとうこうげい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
様々な種類(しゅるい)のある会津の民芸品(みんげいひん)は、もともと会津領主(あいづりょうしゅ)である蒲生氏郷(がもううじさと)が、下級藩士(はんし)の内職(ないしょく)として作らせたといいます。起上り小法師もその一つです。
正月10日に、会津若松の中心街で開かれる十日市(とおかいち)で人気の縁起物(えんぎもの)です。3cmほどの手のひらに乗る大きさが特ちょうで、胴(どう)が赤、頭が黒で、目、まゆ、口が細い線でえがかれています。そのすがたがなんともかわいらしく、心をなごませてくれます。
家族の数よりも1つ多く買うのが習わしです。家族の安全と発展(はってん)をいのり、小さな体で元気にはたらき、転んでも起きあがることを願ったものです。七転八起(ななころびやおき)の、苦しみも乗りこえていく人生を表したものとして、愛(あい)されています。
資料・他(しりょう・ほか)
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・山田民芸工房 電話:0242-23-1465
<現地までの交通案内>
山田民芸工房
・JR「会津若松駅」より徒歩15分
その他(そのほか)
- 福島県伝統的工芸品(平成9年3月31日指定)
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