文化財(ぶんかざい)
和台遺跡(わだいいせき)
地域(ちいき):
県北地域(けんぽくちいき)市町村(しちょうそん):
福島市(ふくしまし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
和台遺跡(わだいいせき)は今からおよそ4,000年前の縄文時代(じょうもんじだい)の中心的なムラです。遺跡(いせき)は福島市飯野町の南がわ、阿武隈川(あぶくまがわ)と女神川(めがみがわ)の2つの川にはさまれた高台にあります。
遺跡からは、およそ230軒(けん)の竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)【昔の家のあと】が発掘(はっくつ)されていますが、これは福島県の縄文時代の遺跡ではもっとも数の多いものです。
人体文土器(じんたいもんどき)には、ねん土のはりつけによって人の全身【頭・体・手足】がはっきりかかれています。平成17年3月に福島県指定の重要文化財(じゅうようぶんかざい)となりました。
狩猟文土器(しゅりょうもんどき)とは、縄文人(じょうもんじん)の狩り(かり)のすがたをかいた土器(どき)のことです。かつての説では、北日本独特(どくとく)の特しゅな土器と考えられていましたが、この土器は国内でもっとも南にあたる場所から出土された例(れい)で、今のところもっとも古い狩猟文土器になります。人体文土器と同じく、平成17年3月に県指定の重要文化財となっています。
資料・他(しりょう・ほか)
『「和台遺跡」複式炉物語』詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・福島市文化振興課文化財保護活用係
電話:024-525-3785
<直接現地へ行くまでの交通案内>
・飯野支所より徒歩、約15分
その他(そのほか)
- 人体文土器…県指定重要文化財(平成17年3月指定)
- 狩猟文土器…県指定重要文化財(平成17年3月指定)
- 宮畑遺跡(みやはたいせき)
- 渡利水辺の楽校(わたりみずべのがっこう)
- 精進料理(不祝儀)(しょうじんりょうり)
- 花見山の色とりどりの花木(はなみやまのいろとりどりのかぼく)
- 高野廣八(たかのひろはち)
- 千貫森と天井山からの眺め(せんがんもりとてんじょうやまからのながめ)
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