文化財(ぶんかざい)
入水三十三観音(磨崖仏)(いりみずさんじゅうさんかんのん(まがいぶつ))
地域(ちいき):
県中地域(けんちゅうちいき)市町村(しちょうそん):
田村市(たむらし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
JR磐越東線菅谷(すがや)駅の東の方、入水寺(にっすいじ)のうら山にあります。急なけわしい坂を上り、三山(さんざん)のほぼ真ん中にさしかかるあたりにあります。この観音像(かんのんぞう)は、自然の岩などにうきあがるようにほられた仏像(ぶつぞう)で、これらがつくられたのは、嘉永(かえい)3年(1850年)と記されています。寺の信者(しんじゃ)が、西国三十三観音札所(さいごくさんじゅうさんかんのんふだんしょ)をお参りした記念(きねん)に、それぞれの札所の土を持ち帰り、つくった像(ぞう)の下にうめたといいます。
町を見渡せる場所にほられた三十三体の像には、それぞれの札所と寺、本尊(ほんぞん)の名前がきざまれています。当時の人々の西国三十三巡(めぐ)りへのあつい願望(がんぼう)と、町内での信仰(しんこう)のあり方をしめす文化遺産(ぶんかいさん)でもあります。
資料・他(しりょう・ほか)
『滝根町文化財集第一集「滝根町の文化財」』詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・田村市教育委員会
その他(そのほか)
- 市指定史跡(平成17年4月18日)
- あぶくま洞(あぶくまどう)
- ムシムシランド(むしむしらんど)
- 諏訪神社のあかぎと六郷清水(すわじんじゃのあかぎとろくごうしみず)
- 入水三十三観音(磨崖仏)(いりみずさんじゅうさんかんのん(まがいぶつ))
- 朴橋のお人形様(ほおのきばしのおにんぎょうさま)
- 大雷神社の枝垂桜(おおいかずちじんじゃのしだれざくら)
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