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伝統行事(でんとうぎょうじ)

日吉神社のお浜下り(ひよしじんじゃのおはまおり)

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    南相馬市(みなみそうまし)
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    伝統行事(でんとうぎょうじ)

紹介説明(しょうかいせつめい)

 南相馬市鹿島区日吉神社(ひよしじんじゃ)のお浜下り(はまおり)は、12年に1度の申年(さるどし)の4月に行われます。神輿(みこし)の行列に、宝財踊り(ほうさいおどり)、手踊り(ておどり)、神楽(かぐら)などの組々が奉納(ほうのう)します。このお浜下りには、めずらしい決まりがあり、建場(たてば)ごとにこれらの踊りの奉納がすまなければ、行列は前に進む事ができません。
 お浜下りは、神社の神輿を烏崎(からすざき)の浜にうつし潮水(しおみず)を神輿に奉納する、潮垢離(しおごり)の儀式(ぎしき)を行う祭礼行事(さいれいぎょうじ)です。
 祭りは決められた役の順に行列に加わり、子どもから老人まで数百人が参加します。芸能(げいのう)の種類(しゅるい)は、この祭りでもっとも大切な宝財踊り、万作踊り(まんさくおどり)、おつづら馬、神楽、日置流弓芸(へきりゅうゆみげい)、相馬流れ山(そうまながれやま)・カンチョロリンなど数多くの子供手踊り(こどもておどり)、獅子舞(ししまい)、若殿様(わかとのさま)と大名行列(だいみょうぎょうれつ)、山車(だし)など数多くあります。手踊りのふりは、近世の小歌(こうた)によるものがのこされています。お浜下りの行事とともにこれらの奉納舞踊(ほうのうぶよう)も、文化財(ぶんかざい)としての高い価値(かち)がみとめられています。
 昭和53年に福島県の重要無形民俗文化財(じゅうようむけいみんぞくぶんかざい)の指定を受け、さらに昭和54年には国選択無形民俗文化財(せんたくむけいみんぞくぶんかざい)として選ばれています。

資料・他(しりょう・ほか)

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・南相馬市博物館 電話:0244-23-6421

その他(そのほか)

  • 県指定重要無形民俗文化財(昭和53年指定)
  • 国選択無形民俗文化財(昭和54年選択)

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