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文化財(ぶんかざい)

沼尻軽便鉄道(ぬまじりけいべんてつどう)

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紹介説明(しょうかいせつめい)

 大正2年から昭和44年までの57年間、沼尻鉱山(ぬまじりこうざん)からケーブルで運ばれた硫黄(いおう)の製品(せいひん)を運ぶため、軽便鉄道(けいべんてつどう)がしかれ、沼尻(ぬまじり)駅と川桁(かわげた)駅の間16kmを走っていました。その当時この地方でただ一つの交通機関(きかん)であったこの鉄道は、「マッチ箱(ばこ)」「軽便(けいべん)」とよばれ、人々から親しまれ、地元の人や多くの湯治客(とうじきゃく)【病気をなおすために温泉(おんせん)に来ていた人たち】、観光客(かんこうきゃく)も運びました。
 また、その時代“汽車(きしゃ)の窓(まど)からハンカチ振(ふ)れば~”の歌詞(かし)で大ヒットした歌謡曲(かようきょく)「高原列車(こうげんれっしゃ)は行く」【作詞:丘灯至夫(おかとしお) 作曲:古関裕而(こせきゆうじ)】は、この鉄道をモデルにしたものです。
 現在、その当時の車両は緑の村にて展示(てんじ)されています。また、沼尻軽便鉄道の軌道敷跡(きどうしきあと)のおよそ16km(約20,000歩)を歩く、「懐かしの沼尻軽便鉄道ウォーキング」が開催(かいさい)されています。

資料・他(しりょう・ほか)

文献
・『懐かしの沼尻軽便鉄道』 歴史春秋社
史跡
・旧沼尻駅舎
・沼尻鉄道車両

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・中ノ沢温泉旅館組合
・猪苗代町商工会

<直接現地へ行くまでの交通案内>
磐越西線川桁駅
・磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」よりR115経由、福島方面へ20分

その他(そのほか)

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関連ホームページ(かんれんホームページ)

ムービー

沼尻軽便鉄道

沼尻軽便鉄道

沼尻軽便鉄道

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