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文化財(ぶんかざい)

あぶくま洞(あぶくまどう)

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紹介説明(しょうかいせつめい)

あぶくま洞は、昭和44年、釜山(かまやま)の石灰岩(せっかいがん)をほっていた場所で発見され、昭和48年に人々に公開されました。
 この鍾乳洞(しょうにゅうどう)は、鍾乳石(しょうにゅうせき)【鍾乳洞のてんじょうにできるつららの形をした岩のようなもの】、石筍(せきじゅん)【たけのこの形をした岩石】の数、種類(しゅるい)の多さが特ちょうで、その幻想的(げんそうてき)な美しさは東洋一(とうよういち)といわれています。
 およそ600mの探勝(たんしょう)コースには、歩きやすいように階段や手すりがつけられていて、重なりあった鍾乳石がライトに照らし出されて神秘的(しんぴてき)な雰囲気(ふんいき)です。スリル感のある内部には、滝根御殿(たきねごてん)、竜宮殿(りゅうぐうでん)、こうもりの窟(いわや)、クリスマスツリーなどと名づけられた石筍や鍾乳石があり、自然の彫刻(ちょうこく)を楽しむことができます。
 洞の中には、トビムシ、ヤスデ、巻貝類(まきがいるい)、カマドウマ、カエルなどが生息(せいそく)しています。こうもりの窟からはコウモリの骨(ほね)も発見されています。
 気温(きおん)は、夏も冬も15度、湿度(しつど)が98パーセントで、夏はすずしく、冬はあたたかいです。一周するのにはおよそ45分かかります。

資料・他(しりょう・ほか)

『滝根町文化財集第一集「滝根町の文化財」』

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・田村市教育委員会

その他(そのほか)

  • 市指定天然記念物(平成17年4月18日)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

ムービー

滝根御殿

竜宮殿きのこ岩

月の世界

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