文化財(ぶんかざい)
勝福寺観音堂(しょうふくじかんのんどう)
地域(ちいき):
会津地域(あいづちいき)市町村(しちょうそん):
喜多方市(きたかたし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
喜多方市関柴町(せきしばまち)にある勝福寺観音堂には、この地で亡くなった都の貴族のむすめ、勝御前(すぐれごぜん)の霊(れい)をなぐさめるために建てられたという言い伝えが残っています。そのお堂は火災でなくなり、永禄(えいろく)元年(1558年)に会津をおさめていた蘆名盛興(あしなもりおき)が再建(さいけん)したとされます。
会津地方には、中国風の「唐様(からよう)」という建築(けんちく)スタイルのお堂が多くのこされていますが、このお堂は日本風の「和様(わよう)」の要素(ようそ)も多く、喜多方でも代表的な室町(むろまち)時代の建物です。会津三十三観音(あいづさんじゅうさんかんのん)の6番札所でもあるこのお堂は、昭和57年に国の重要文化財に指定され、その後の解体復原工事(かいたいふくげんこうじ)により、かつてのすがたがよみがえりました。
資料・他(しりょう・ほか)
・『喜多方市史』10(P414~)詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・喜多方市教育委員会文化課 電話:0241-24-5323
<直接現地へ行くまでの交通案内>
・JR「喜多方駅」より車で10分
・国道121号バイパスから熊倉街道を東へ500m
その他(そのほか)
- 国指定重要文化財(昭和57年6月11日指定)
- 唐橋左源次(からはしさげんじ)
- 鳥屋山(とやさん)
- 矢部喜好(やべきよし)
- 勝福寺木造不動明王立像・木造毘沙門天立像(しょうふくじもくぞうふどうみょうおうりゅうぞう・もくぞうびしゃもんてんりゅうぞう)
- 勝福寺観音堂(しょうふくじかんのんどう)
- 上三宮三島神社の太々神楽(かみさんみやみしまじんじゃのだいだいかぐら)
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