

文化財(ぶんかざい)
下柴の彼岸獅子(しもしばのひがんじし)
地域(ちいき):
会津地域(あいづちいき)市町村(しちょうそん):
喜多方市(きたかたし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
会津地方には多くの三匹獅子舞(さんびきししまい)がありますが、喜多方市関柴町(せきしばまち)下柴の彼岸獅子は、会津地方でもっとも古いとされるもので、少なくとも江戸時代のはじめごろにはこの地で舞(ま)われていたようです。下柴村の安楽寺には彼岸獅子を伝えた古橋角太夫(ふるはしかくだゆう)の墓(はか)といわれる石塔(せきとう)があります。この三匹獅子舞は関東(かんとう)から伝えられたという記録(きろく)があり、山形県(やまがたけん)や新潟県(にいがたけん)には会津から伝えられたという三匹獅子舞があるなど、どのように伝わり、広まったのかを知るうえでも、とても貴重(きちょう)な獅子舞です。
悪い病気を追い払うため、毎年、春のお彼岸(3月18~20日)の間に市内各地を回り、彼岸獅子とともに春がおとずれます。
資料・他(しりょう・ほか)
・『喜多方市史』9(P602~)・『喜多方市史』10(P335~)
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・喜多方市教育委員会文化課 電話:0241-24-5323
その他(そのほか)
・県指定無形民俗文化財(昭和62年3月27日指定)
- ひしょ納豆(ひしょなっとう)
- 中善寺木造薬師如来坐像(ちゅうぜんじもくぞうやくしにょらいざぞう)
- にしんの山椒漬け(にしんのさんしょうづけ)
- 会津の御田植祭【慶徳稲荷神社の御田植祭】(あいづのおたうえまつり【けいとくいなりじんじゃのおたうえまつり】)
- 雄国沼湿原(おぐにぬましつげん)
- 矢部喜好(やべきよし)
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