文化財(ぶんかざい)
桜井古墳(さくらいこふん)
地域(ちいき):
相双地域(そうそうちいき)市町村(しちょうそん):
南相馬市(みなみそうまし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
原町区上渋佐(かみしぶさ)・高見町(たかみちょう)にある4~6世紀にかけて形成された桜井古墳群(さくらいこふんぐん)の中心的な存在(そんざい)です。古墳の長さは74.5mあり、東北地方の中でもたいへん大きく、造(つく)られた時期も古い前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)です。4世紀の末(すえ)ごろ、新田川(にいだがわ)のまわりの地域をおさめていた豪族(ごうぞく)のお墓(はか)です。
発掘調査(はっくつちょうさ)により、前方部には段がなく、後方部は3段であることが分かり、墓道(ぼどう)、墓壙(ぼこう)、棺(ひつぎ)の陥没坑(かんぼつこう)がかくにんされました。また、後方部の頂上(ちょうじょう)の平らな面を中心に、底部穿孔二重口縁壷(ていぶせんこうにじゅうこうえんつぼ)が出土しました。
国の文化財に指定されています。現在は、桜井古墳公園として市民のいこいの場として利用されています。
資料・他(しりょう・ほか)
『南相馬市の文化財』パンフレット解説ビデオ
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・南相馬市教育委員会 文化財課
電話:0244-24-5284
・南相馬市博物館
電話:0244-23-6421
<直接現地へ行くまでの交通案内>
・国道6号線高見町交差点から車で3分
その他(そのほか)
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