伝統工芸(でんとうこうげい)
会津本郷焼(あいづほんごうやき)
地域(ちいき):
会津地域(あいづちいき)市町村(しちょうそん):
会津美里町(あいづみさとまち)カテゴリー:
伝統工芸(でんとうこうげい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
文禄(ぶんろく)2年(1593年)、蒲生氏郷(がもううじさと)が会津(あいづ)の領主(りょうしゅ)になり、若松城(わかまつじょう)の傷(いた)んだ所を直すために、播磨国(はりまのくに)【今の兵庫(ひょうご)県】からかわら職人(しょくにん)をまねき、城(しろ)の黒いかわらを作りました。それが会津本郷焼の始まりとされています。
その後、江戸時代になり会津藩主(あいづはんしゅ)の保科正之(ほしなまさゆき)が、天保(てんぽう)2年(1645年)、尾張国瀬戸(おわりのくにせと)の焼き物師(し)を雇(やと)い入れて、会津本郷焼が本格的に作られはじめました。焼き物の生産(せいさん)は会津藩(あいづはん)の支えもあり、後に白磁(はくじ)【白い焼物】も作られはじめました。
平成5年には通産省(つうさんしょう)【今の経済産業省(けいざいさんぎょうしょう)】から伝統的工芸品産地(でんとうてきこうげいひんさんち)に指定され、令和3年には地域団体商標にも登録されました。
資料・他(しりょう・ほか)
『わたしたちの郷土会津本郷町』会津本郷町教育委員会 平成6年
『本郷町史』本郷町教育委員会 昭和52年
『会津若松市史 14 文化編1「会津のやきもの」』
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・会津美里町教育委員会 電話:0242-55-0344
・会津本郷焼資料展示室 電話:0242-56-4637
その他(そのほか)
- 山口彌一郎(やまぐちやいちろう)
- 福永のイチョウ(ふくながのいちょう)
- 水野源左衛門(みずのげんざえもん)
- 梵天祭(ぼんてんさい)
- 立行事稲荷神社の大スギ(たちぎょうじいなりじんじゃのおおすぎ)
- 松本図書父子肖像掛軸(まつもとずしょふししょうぞうかけじく)
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