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天然記念物(てんねんきねんぶつ)

鹿島神宮ペグマタイト岩脈(かしまじんぐうぺぐまたいとがんみゃく)

  • 地域(ちいき)

    県中地域(けんちゅうちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    郡山市(こおりやまし)
  • カテゴリー:

    天然記念物(てんねんきねんぶつ)

紹介説明(しょうかいせつめい)

郡山市西田町丹伊田(にいだ)地区の県道ぞいに、スギの古木(こぼく)でおおわれた鹿島大神宮があります。この境内(けいだい)のいたる所に純白の巨大な岩があります。これが、石英(せきえい)や長石(ちょうせき)をおもな成分(せいぶん)としたペグマタイトの岩脈で、外に出ている面の長さは約40m、幅は14mにおよび、地下10mまでこの岩石があると考えられています。
 阿武隈山地の隆起活動(りゅうきかつどう)にともなって花崗岩(かこうがん)が入りこみ、その末期(まっき)にペグマタイトが入りこんでゆっくり冷えて、とても大きな結晶になったもので、巨晶花崗岩(きょしょうかこうがん)ともよばれています。
 かつて、郡山市西田町から旧安達郡白沢村【現本宮市】にかけての阿武隈山地(あぶくまさんち)はペグマタイトの産地でしたが、その多くは工業用原料(こうぎょうようげんりょう)として採掘(さいくつ)されました。現在も埋蔵量(まいぞうりょう)は約14,000トンと推定(すいてい)されており、大変めずらしく貴重(きちょう)なものです。

資料・他(しりょう・ほか)

『郡山市の文化財』郡山市教育委員会発行

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・郡山市文化スポーツ部文化振興課 電話:024-924-2661

<現地までの交通案内>
・「郡山東IC」より車で10分
※所有(管理者)は鹿島大神宮。見学自由

その他(そのほか)

  • 国指定天然記念物(昭和41年)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

鹿島神宮ペグマタイト岩脈

鹿島神宮ペグマタイト岩脈

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