文化財(ぶんかざい)
旧福島県尋常中学校本館(きゅうふくしまけんじんじょうちゅうがっこうほんかん)
地域(ちいき):
県中地域(けんちゅうちいき)市町村(しちょうそん):
郡山市(こおりやまし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
明治19(1886)年4月に中学校令が改正(かいせい)されると、全国で一県に一つの中学校をおくことが原則(げんそく)となりました。福島、平(たいら)、若松にあった福島県の三つの中学校が福島中学校にまとめられ、明治20年には福島県尋常(じんじょう)中学校となりました。
そして、福島県議会では、この学校を郡山の桑野村(くわのむら)にうつすことを決めました。その時、この学校の本館(ほんかん)として建てられたのが、この建物です。木造(もくぞう)2階建ての洋風の建物で、明治22(1889)年3月に完成しました。
その後、この建物は、昭和52(1977)年6月27日に、国の重要文化財(じゅうようぶんかざい)に指定されました。その理由は、明治時代の代表的な洋風建築(ようふうけんちく)で、玄関(げんかん)のポーチ、ベランダ、上げ下げするバランス窓(まど)などに、特ちょうがよく表れているからです。建築面積(けんちくめんせき)は、1154.8平方メートルです。
現在は、安積歴史博物館(あさかれきしはくぶつかん)として公開されています。
資料・他(しりょう・ほか)
『郡山市の文化財』郡山市教育委員会 平成13(2001)年3月
『安積開拓120年記念誌 先人の夢に逢う』
郡山市 平成9(1997)年11月
『郡山おもしろBOOK』
(社)郡山青年会議所 平成4(1992)年11月30日
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>安積歴史博物館/住所:郡山市開成五丁目25番63号
電話:024-938-0778
<直接現地へ行くまでの交通案内>
安積歴史博物館/JR郡山駅前発福島交通バス麓山経由
または池ノ台経由
「安積高校」停留所下車(約15分)
その他(そのほか)
- 国指定重要文化財(昭和52年6月27日指定)
- 豊景神社の太々神楽(とよかげじんじゃのだいだいかぐら)
- 安積艮斎(あさかごんさい)
- 鈴木信教(すずきしんきょう)
- 郡山市公会堂(こおりやましこうかいどう)
- 中條政恒(なかじょうまさつね)
- 汁重(つゆじゅう)
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