

名山・渓谷・遊歩道(めいざん・けいこく・ゆうほどう)
楽翁渓(らくおうけい)
地域(ちいき):
県南地域(けんなんちいき)市町村(しちょうそん):
西郷村(にしごうむら)カテゴリー:
名山・渓谷・遊歩道(めいざん・けいこく・ゆうほどう)
紹介説明(しょうかいせつめい)
白河藩主(しらかわはんしゅ)で寛政の改革(かんせいのかいかく)を行った松平定信(まつだいらさだのぶ)がこの地(河内)をおとずれ、著書『退閑雑記』(たいかんざっき)で「予が領中、川うつ(河内)てふ山あり つつじ盛なるころは、人々見に行ことなり、秋のもみぢは、殊にすぐれたるけしきなり、諸州ありきて名山大川見たるものも、此山のけしきみては、皆々おどろきぬる事なり」とほめたたえています。
楽翁渓は、定信の隠居(いんきょ)後の名前である「楽翁」にちなんで名づけられたようで、大正12(1923)年に鶴生(つりゅう)の人たちが楽翁渓の近くに建てた「仰感碑」に「楽翁渓」と書かれていることから、この頃すでにそうよばれていたようです。
『退閑雑記』中に「つつじ」とあるのはヤシオツツジで、4月下旬頃から5月上旬にかけて濃(こ)いピンク色の花が、渓谷(けいこく)の白い岩肌に咲きほこります。紅葉の時期もすばらしいです。
資料・他(しりょう・ほか)
『西郷村史』『西白河郡誌』
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>西郷村教育委員会生涯学習課
<現地までの交通案内>
JR東北本線、東北新幹線「新白河駅」より車で30分
その他(そのほか)
関連ホームページ(かんれんホームページ)

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