

名山・渓谷・遊歩道(めいざん・けいこく・ゆうほどう)
女神山(めがみやま)
地域(ちいき):
県北地域(けんぽくちいき)市町村(しちょうそん):
川俣町(かわまたまち)カテゴリー:
名山・渓谷・遊歩道(めいざん・けいこく・ゆうほどう)
紹介説明(しょうかいせつめい)
女神山は、川俣町と伊達市月館町にまたがってそびえる高さ599.4mの山です。このロマンチックな名前の由来として、『小手姫伝説(おてひめでんせつ)』がのこっています。
小手姫は崇峻天皇(すしゅんてんのう)の妃(きさき)【妻】で、蘇我馬子(そがのうまこ)の乱のあと、東北へと逃げてきた息子の後を追ってこの地まで来たといわれています。しかし、息子とは会うことができないまま土地の人々に養蚕(ようさん)と絹織物(きぬおりもの)の技術(ぎじゅつ)を教え、ついにその一生をこの地で終えたといわれています。小手姫は、現在も絹織物の生産がさかんで「絹の里」とよばれる川俣町に絹織物を伝えた人物です。女神山は、小手姫を供養する山といわれています。
女神山は、案内板や登山道が整備されており、四季を通じておとずれる人が絶えません。ふもとには樹齢(じゅれい)400年以上といわれる「秋山の駒(こま)ザクラ」があり、4月には花見客でにぎわいます。
山頂に近づくにつれて、玄武岩(げんぶがん)といわれる大きな岩があらわれます。日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの山に登ったときに腰(こし)かけた石だとも伝えられており、「この岩に足をかけると雨が降る」と語りつがれ、『雨降らし岩』とも言われています。
資料・他(しりょう・ほか)
『ふるさと川俣の名山』川俣町教育委員会発行 川俣里山倶楽部編集
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・川俣町役場 政策推進課まちづくり推進係
電話:024-566-2111
・「女神山を愛する会」代表・蓮沼昇
電話:024-565-4227
<現地までの交通案内>
・JRバス東北「福島駅東口~川俣高校前」線
「十二社(じゅうにしろ)」停留所下車 徒歩1時間
・東北自動車道「福島西IC」から車で約1時間
その他(そのほか)
- 福島県緑の文化財登録
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