産業・経済（さんぎょう・けいざい）

山田　脩（やまだおさむ）

地域（ちいき）：
県北地域（けんぽくちいき）
市町村（しちょうそん）：
二本松市（にほんまつし）
カテゴリー：
産業・経済（さんぎょう・けいざい）
生没年：
1841～1921
時代：
江戸時代（えどじだい）～大正（たいしょう）

人物紹介（じんぶつしょうかい）

　二本松で佐野利八(さのりはち)や梅原親固(うめはらしんご)らとともに二本松で最初に近代製糸業(きんだいせいしぎょう)を始めた人です。
　二本松に生まれ、明治10年に自分からアメリカにわたり生糸(きいと)を売って、大成功(だいせいこう)をおさめました。このため二本松製糸会社の生糸は有名になりました。その後、個人(こじん)で製糸工場「双松館(そうしょうかん)」をつくり、安達地方全域(ぜんいき)に生糸の生産(せいさん)をよびかけ、地域の産業(さんぎょう)をさかんにしました。
　また、大正７年の本町大火(もとまちたいか)では、火災(かさい)により家を無くした人たちのために多額(たがく)の援助金(えんじょきん)を出しました。
　みんなから慕(した)われ町長もつとめ、町の経済(けいざい)が発展(はってん)するように取り組みました。