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文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)

山口彌一郎(やまぐちやいちろう)

  • 地域(ちいき)

    会津地域(あいづちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    会津美里町(あいづみさとまち)
  • カテゴリー:

    文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)
  • 生没年:

    1902~2000
  • 時代:

    明治(めいじ)~平成(へいせい)

人物紹介(じんぶつしょうかい)

山口彌一郎(やまぐちやいちろう)は、明治35(1902)年、旧新鶴村の農家(のうか)の長男として生まれました。おさない頃から勉強が大好きで、家業(かぎょう)を妹にゆずり学問の道をえらびました。彌一郎は少しの時間もおしんで、生涯(しょうがい)を歴史(れきし)や民俗学(みんぞくがく)の研究にささげました。
 昭和35(1960)年に理学博士(りがくはかせ)となり、会津女子高校【現葵(あおい)高校】や亜細亜(あじあ)大学・創価(そうか)大学の先生として「自ら学び、心の広い人間に」なれと多くの学生を教育する一方で、『シルクロード踏査記(とうさき)』など、300冊を超える著書(ちょしょ)・論文(ろんぶん)を発表し、福島県文化功労賞(こうろうしょう)をはじめ紺綬褒章(こんじゅほうしょう)など数々の賞を受けました。また、世界の平和と文化の発展(はってん)にも貢献(こうけん)したので、「平和」についての様々な賞も受賞しました。
 平成9(1997)年に「新鶴村名誉村民(めいよそんみん)」第1号になりました。新鶴地域の小・中学校には「山口文庫(ぶんこ)」が作られ、「自ら学び心の広い人間」になれと指導した山口先生につづけと、多くの子どもたちに利用されています。

資料・他(しりょう・ほか)

『東北地方研究選集 全12巻』
『体験と地理学』
『奥州会津新鶴誌』
『シルクロード踏査(とうさ)記』

主な業績(おもなぎょうせき)

東北地方の地理学、民俗学の研究に50年間取り組み、学術文化の発展に大きな功績をのこしました。

のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)

昭和34年に編集した『奥州会津新鶴村誌(おうしゅうあいづにいつるそんし)』は村の歴史を後世に伝えるとても大切な本です。

関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)

副読本(ふくどくほん)

関連文献(かんれんぶんけん)

    詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)

    会津美里町教育委員会 電話:0242-54-2368

    現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)

    その他(そのほか)

    教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

    会津美里町教育委員会 生涯学習課 文化係
    TEL:0242-55-0344  FAX:0242-55-1169
    会津美里町

    山口彌一郎

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