文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)
宮本百合子(みやもとゆりこ)
地域(ちいき):
県中地域(けんちゅうちいき)市町村(しちょうそん):
郡山市(こおりやまし)カテゴリー:
文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)生没年:
1899~1951時代:
明治(めいじ)~昭和(しょうわ)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
宮本百合子(みやもとゆりこ)は、1899年に東京で生まれました。祖父(そふ)の中條政恒(なかじょうまさつね)は安積開拓(あさかかいたく)の中心となりはたらいた人物です。百合子は小学生の時から夏休みなどにその祖父の家で過ごしていました。そこで見た周囲のまずしい農民(のうみん)の生活から『貧しき人々の群(むれ)』という小説(しょうせつ)を書きました。
その後、プロレタリア文学で活躍(かつやく)しますが、弾圧(だんあつ)を受け、なかなか自由に小説を書くことができませんでした。しかし終戦(しゅうせん)でようやく好きなことを書けるようになり、『播州(ばんしゅう)平野』『風知草(ふうちそう)』『道標(どうひょう)』といった小説を次々と発表しました。
資料・他(しりょう・ほか)
『企画展「宮本百合子と郡山」展示パンフレット』 こおりやまの森資料2001年7月14日発行
『宮本百合子』 郡山青年会議所発行
『郡山市史 5「近代(下)」』
『福島県史 20「文化1」』
『宮本百合子全集』
『写真集 宮本百合子-文学とその生涯-』
主な業績(おもなぎょうせき)
安積開拓をかいた小説『貧しき人々の群(むれ)』、戦後のあたらしい平和な世界を追求した『播州平野』『風知草』『道標』などの小説をかきました。のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
平和で平等な社会の追求は、現代社会の文化に大きく貢献しました。その業績をたたえるため、郡山市内の中学3年生を対象した「百合子賞」がつくられました。関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
- こおりやま文学の森資料館
電話:024-991-7610 住所:郡山市豊田町3番5号
現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
- 宮本百合子文学碑
(開成山公園内)
JR「郡山駅」から9番線バス乗り場市役所経由バス「市役所」停留所下車
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)
- 海老根伝統手漉和紙(えびねでんとうてすきわし)
- 紅枝垂地蔵ザクラ(べにしだれじぞうざくら)
- 赤沼のおしどり(あかぬまのおしどり)
- 安積山(あさかやま)
- 富岡の唐傘行灯花火(とみおかのからかさあんどんはなび)
- 久米正雄(くめまさお)
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