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文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)

久米正雄(くめまさお)

  • 地域(ちいき)

    県中地域(けんちゅうちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    郡山市(こおりやまし)
  • カテゴリー:

    文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)
  • 生没年:

    1891~1952
  • 時代:

    明治(めいじ)~昭和(しょうわ)

人物紹介(じんぶつしょうかい)

久米正雄(くめまさお)は、1891年に長野県で生まれましたが、父親が自ら命をたったことにより6歳の時に郡山へ越して来ました。中学生の頃から俳句(はいく)をはじめ、旧制一校時代には「魚城(ぎょじょう)の三汀(さんてい)」とよばれ、国内に広く名が知られるようになりました。
 東京帝国(ていこく)大学に入学すると、同級生の芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)たちと『新思潮(しんしちょう)』という雑誌(ざっし)を発行します。久米が発表した『牛乳屋の兄弟』は東京の劇場(げきじょう)で上演(じょうえん)され、一躍(いちやく)若手の劇作家(げきさっか)としてデビューします。
 その後、小説家となり、『破船(はせん)』や『月よりの使者』などの作品をのこしました。特に、短編集(たんぺんしゅう)の『学生時代』は有名です。

資料・他(しりょう・ほか)

『企画展「久米正雄展」展示パンフレット』
 こおりやま文学の森資料館 2002年7月13日発行
『久米正雄』 郡山青年会議所発行
『郡山市史 5 近代(下)』
『福島県史 20 文化1』
『久米正雄全集』

主な業績(おもなぎょうせき)

    のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)

    日本近代文学史上に『新思潮派(しんしちょうは)』というあらたな流れをつくりました。その業績をたたえるため、郡山市内の中学3年生を対象に「久米賞」がもうけられています。

    関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)

      副読本(ふくどくほん)

      関連文献(かんれんぶんけん)

        詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)

        • こおりやま文学の森資料館
          住所:郡山市豊田町3番5号 電話024-991-7610

        現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)

        • 久米正雄記念館 (こおりやま文学の森内)
          JR「郡山駅前」発福島交通バスさくら循環虎丸回り「総合体育館前」停留所下車 (内環状線、郡山総合体育館の南どなり)

        その他(そのほか)

        教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

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