人物"/ 県中地域アイコン

政治(せいじ)

棚辺四郎(たなべしろう)

  • 地域(ちいき)

    県中地域(けんちゅうちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    平田村(ひらたむら)
  • カテゴリー:

    政治(せいじ)
  • 生没年:

    1912~1983
  • 時代:

    大正(たいしょう)~昭和(しょうわ)

人物紹介(じんぶつしょうかい)

四郎(しろう)は昭和11年、福島県警察官(けいさつかん)となり平警察署につとめました。その後、昭和14年から16年まで日中戦争(にっちゅうせんそう)で出兵(しゅっぺい)し、軍をぬけた後は旧小平村役場(おだいらむらやくば)につとめました。後に旧小平村議会議員(ぎかいぎいん)、小平村助役(じょやく)、小平村村長になり地域振興(ちいきしんこう)に力を注ぎました。昭和22年には福島県議会議員に当選(とうせん)し、同37年に県議会副議長になりました。また昭和23年に小平村農業協同組合長になり、35年間農業の振興に貢献(こうけん)しました。
 昭和40年頃から葉たばこの生産(せいさん)をやめた農作者対策(たいさく)として、インゲンやトマトなど葉たばこ以外の生産をすすめました。また、昭和39年に畜産(ちくさん)支部をつくり肉用和牛の導入(どうにゅう)と品種改良(ひんしゅかいりょう)に力をいれ、44年からは年間30頭ずつ導入する事業を続けました。
 昭和46年には参議院(さんぎいん)議員に当選し、49年には防衛政務次官(ぼうえいせいむじかん)をつとめました。戦後(せんご)の村・県・国政の特に農業の振興にはば広く貢献(こうけん)しました。

資料・他(しりょう・ほか)

『平田村史』「別巻 人物年表遍」

主な業績(おもなぎょうせき)

  • 現在の石川郡の農業振興に貢献し、国や県の農業政策に生産者の声を反映させました。
  • 小平農協組合長時代には畜産小平支部をつくり、後の酪農振興の足がかりとなりました。
  • 農業をする若者を対象に小平農青年連盟(こだいらのうせいねんれんめい)をつくり、活性化につながりました。

のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)

小平地区は現在でも農業がさかんな地域となっています。特に、肉用和牛は『ひらた牛』の名で石川地区を代表する銘柄(めいがら)となっています。

関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)

  • 棚辺四郎銅像
    旧小平農業協同組合が建設

副読本(ふくどくほん)

関連文献(かんれんぶんけん)

詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)

現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)

  • 棚辺四郎銅像
    石川郡平田村大字北方字後75-1 (旧JAあぶくま石川・小平店)

その他(そのほか)

教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

棚辺四郎

棚辺四郎銅像

検索結果へ戻る(けんさくけっかへもどる)