自然保護(しぜんほご)
鈴木貞次郎(すずきていじろう)
地域(ちいき):
県南地域(けんなんちいき)市町村(しちょうそん):
白河市(しらかわし)カテゴリー:
自然保護(しぜんほご)生没年:
1887~1966時代:
明治(めいじ)~昭和(しょうわ)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
鈴木貞次郎(すずきていじろう)は、明治20(1887)年、金山村【今の白河市表郷】に生まれました。少年時代から植物に興味(きょうみ)を持ち、叔父(おじ)とよく植物採集(さいしゅう)に出かけていました。
12~13歳の頃、金山の不動清水(ふどうしみず)でめずらしい草を発見し、福島師範学校(しはんがっこう)【福島大学】に送りました。この草を東京大学の植物学者・牧野富太郎(まきのとみたろう)に調べてもらったところ、新種(しんしゅ)であることが分かり、「ビャッコイ」と名付けられました。貞次郎は、笹(ささ)の研究にも取り組み、「カナヤマザサ」を発見しています。
資料・他(しりょう・ほか)
『表郷村郷土史』『表郷村郷土資料集』
『福島県植物誌』福島県植物誌編さん委員会編
『ふくしま動物・植物誌』福島民報社編
主な業績(おもなぎょうせき)
- 1899-
1900年頃
ビャッコイを発見しました。 - 1934年
カナヤマザサを発見しました。 - 1932年
ケスイコザサ、ケウスバササを 発見しました。
のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
ビャッコイ自生地は、昭和30年に福島県指定天然記念物に登録されています。関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
- ビャッコイ自生地
県指定天然記念物(昭和30年指定) - カナヤマザサ叢生地
市指定天然記念物(昭和55年表郷村指定)
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
- 白河市教育委員会 文化財課 電話:0248
- 27
- 2310
- 白河市教育委員会(表郷庁舎) 表郷教育振興課 電話:0248
- 32
- 4782
現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
- ビャッコイ自生地
JRバス関東白棚線(はくほうせん) 「金山停留所」下車、徒歩約10分
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)
- 宝満山(ほうまんやま)
- 白河だるま(しらかわだるま)
- 町屋の二本カヤ(まちやのにほんかや)
- 天神乳銀杏(てんじんちちいちょう)
- 上新城の大日如来(かみしんじょうのだいにちにょらい)
- ビャッコイ自生地(びゃっこいじせいち)
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