文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)
荒 正人(あらまさひと)
地域(ちいき):
相双地域(そうそうちいき)市町村(しちょうそん):
南相馬市(みなみそうまし)カテゴリー:
文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)生没年:
1913~1979時代:
大正(たいしょう)~昭和(しょうわ)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
荒正人(あらまさひと)は大正2年に相馬郡鹿島町【現在の南相馬市鹿島区】で生まれました【本籍は相馬郡中村町】。農業に関する教師(きょうし)をしていた父・善五郎(ぜんごろう)の勤務地(きんむち)の関係で全国を転々(てんてん)とする生活を送っていました。1938年に東京帝国(ていこく)大学【現在の東京大学】英文科を卒業した後、東京新聞の文芸評論(ぶんげいひょうろん)委員として、文芸の時評(じひょう)などを書いていました。
1946年には同人雑誌(どうじんざっし)「近代文学」の創刊(そうかん)に加わりました。小高町出身の埴谷雄高(はにやゆたか)、島尾敏雄(しまおとしお)などとは同じ目的をもった仲間として、ともに活躍(かつやく)しました。文芸雑誌「近代文学」は、明治期(めいじき)の「文学界」、大正期の「白樺(しらかば)」に肩(かた)をならべるほどの、文学的な影響(えいきょう)を与えた雑誌と評価されています。代表作は、「第二の青春」、「夏目漱石(なつめそうせき)研究年表」があります。
資料・他(しりょう・ほか)
『荒正人著作集』第1巻~5巻 三一書房 1984年刊主な業績(おもなぎょうせき)
のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
江戸川乱歩賞(えどがわらんぽしょう)の選考委員をつとめ、新人作家を発掘(はっくつ)しました。その代表に西村京太郎(にしむらきょうたろう)などがいます。志賀直哉(しがなおや)の「暗夜行路(あんやこうろ)」の解説も、現在新潮文庫にのせられています。関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
南相馬市博物館 電話:0244-23-6421現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)
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