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文化財(ぶんかざい)

旧甲斐家住宅(きゅうかいけじゅうたく)

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    喜多方市(きたかたし)
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紹介説明(しょうかいせつめい)

甲斐家(かいけ)は、江戸時代には酒造り、明治時代からは味噌と醤油を作っていました。旧甲斐家の敷地は、最も広いところで東西51m、南北51mで広大で、その中に店蔵(みせぐら)、主屋(おもや)、座敷蔵(ざしきぐら)、醤油蔵(しょゆぐら)、味噌・麹蔵(みそ・こうじぐら)、表門(おもてもん)、裏門(うらもん)、周りを囲む煉瓦塀(れんがべい)、屋敷神(やしきがみ)をまつる社殿(しゃでん)があります。このうち、店蔵・主屋・座敷蔵・醤油蔵は、大正6年から7年の歳月(さいげつ)をかけて完成しました。
 中でも店蔵と座敷蔵の壁(かべ)には、黒い色の漆喰(しっくい)という材料でつくられています。店蔵は二階だてで、窓(まど)の扉(とびら)や外側のかざりがとてもすばらしく、座敷蔵もとても良い木材(もくざい)がつかわれていて、日本を代表する庭師(にわし)・松本亀吉(まつもとかめきち)によって作られた庭がよくながめられます。
 全体として、当時の建物群(たてものぐん)がよくのこされていて、当時のくらしや喜多方の商工業と蔵のかかわりを知ることができます。

資料・他(しりょう・ほか)

・『喜多方市史』10(P435~)

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・喜多方市教育委員会文化課 電話:0241-24-5323
・喜多方市観光交流課 電話:0241-24-5249
・喜多方観光物産協会 電話:0241-24-5200

<直接現地へ行くまでの交通案内>
・JR磐越西線「喜多方駅」より徒歩15分

その他(そのほか)

・倉座敷:国登録有形文化財(平成13年4月24日登録)
・店蔵、醤油蔵:国登録有形文化財(平成13年10月12日登録)
・主屋、味噌蔵、麹蔵、稲荷社、表門、裏門、東塀、北塀、南塀:国登録有形文化財(令和3年10月14日)
・庭園:県指定名勝(令和4年5月17日)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

ムービー

店舗蔵

店舗蔵窓

醤油蔵

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