

文化財(ぶんかざい)
落合の万葉歌碑(おちあいのまんようかひ)
地域(ちいき):
県北地域(けんぽくちいき)市町村(しちょうそん):
二本松市(にほんまつし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
道しるべにもなっている高さおよそ1m、幅(はば)およそ80cmの自然の石で作られた歌碑(かひ)【昔の人が後の時代に歌を伝えるために、歌を石にきざんで建てたもの】です。万葉仮名(まんようがな)【ひらがなより前に使われていた文字】できざまれた歌は『安達太良(あだたら)の嶺(ね)に伏(ふ)す鹿猪(しし)のありつつも 吾(あれ)は到(いた)らむ寝処(ねど)な去りそね』とよまれています。その意味は「安達太良山(あだたらやま)に宿るけもののように、私はいつでも決まってお前をおとずれよう。寝所(ねどころ)をかえるな。」と解釈(かいしゃく)できます。
『万葉集(まんようしゅう)』巻14の『東歌(あづまうた)』の最後の1首で、安達太良をよんだ3首のうちの一つでもあります。碑(ひ)の下の部分には、『東ハ三春四リ 西ハ安達太良山三リ 南ハ本宮一リ半 北ハ二本松廿八丁』ときざまれており、万葉歌碑(まんようかひ)と道しるべをかねためずらしいものです。
資料・他(しりょう・ほか)
『二本松市史』詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・二本松市教育委員会 文化課
<直接現地へ行くまでの交通案内>
住所:二本松市落合2
・東北自動車道「二本松IC」から20分
その他(そのほか)
- 二本松市指定史跡(平成元年2月1日指定)

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