文化財(ぶんかざい)
屋形のお人形様(やかたのおにんぎょうさま)
地域(ちいき):
県中地域(けんちゅうちいき)市町村(しちょうそん):
田村市(たむらし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
中通り地方と浜通り地方をむすぶ要衝(ようしょう)【交通のうえで大切な地点】の街道(かいどう)のひとつである磐城街道(いわきかいどう)ぞいには、村の家内安全(かないあんぜん)や五穀豊穣(ごこくほうじょう)を願い、5つのわら人形が置かれていました。
現在では、船引町の屋形(やかた)、朴橋(ほおのきばし)、堀越(ほりこし)の3ヶ所にのこされているだけですが、そのうち屋形のお人形様は高さ4mの大きなもので、木彫り(きぼり)のお面は、赤、黒、白の三色でいろどられ、杉の葉で作られたかみの毛やひげが付けられています。
毎年4月にお面の色のぬりかえやかみの毛、ひげの付けかえ、またわらで作られた衣の付けかえが行われます。いつごろから始まったものかはわかりませんが、江戸時代の後期にはすでにありました。
資料・他(しりょう・ほか)
『船引町文化財集「船引町の文化財」』『船引の歴史と文化財』
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・田村市教育委員会
<直接現地へ行くまでの交通案内>
・JR磐越東線「船引駅」より井堀行きバス
「芦沢」停留所下車、徒歩15分
その他(そのほか)
- 市指定有形民俗文化財(平成17年4月18日)
- 「磐城街道沿いのお人形様の製作と習俗」福島県無形民俗文化財(平成13年3月30日)
- 入水鍾乳洞(いりみずしょうにゅうどう)
- 宇佐神社と神木(うさじんじゃとしんぼく)
- 剛叟寺の枝垂桜(ごうそうじのしだれざくら)
- あぶくま洞(あぶくまどう)
- 佐久間庸軒(さくまようけん)
- 木造聖観世音菩薩立像(もくぞうしょうかんぜおんぼさつりゅうぞう)
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