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文化財(ぶんかざい)

泉崎横穴(いずみざきよこあな)

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    泉崎村(いずみざきむら)
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    文化財(ぶんかざい)

紹介説明(しょうかいせつめい)

 泉崎横穴(いずみざきよこあな)は、昭和8年に東北地方ではじめて発見された装飾横穴墓(そうしょくおうけつぼ)【ななめの面に穴をほり、内部にかざりなどを加えて作られた墓(はか)】です。横穴の内部には赤色の絵の具によって人や馬、うずまきなどの絵がかかれていました。ほり出して調べたところ、遺体(いたい)や骨(ほね)などは発見されませんでしたが、墓にほうむられた人物が身につけていたと考えられる刀や、一緒におかれた土器(どき)などが発見されました。それらの出土品(しゅつどひん)から、この横穴墓が、今からおよそ1,400年前の古墳(こふん)時代につくられたものだということがわかりました。このような絵がかかれた横穴墓は、福島県内では太平洋側(たいへいようがわ)の浜通り地方で多く発見されていますが、中通りや会津地方では今のところ泉崎横穴だけで、いまだに多くのなぞが残っています。

資料・他(しりょう・ほか)

『泉崎村のあゆみ』-古代・昭和52年までの村のあゆみ
『泉崎の文化財』-泉崎村の主要な文化財を紹介

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・泉崎資料館

<直接現地へ行くまでの交通案内>
泉崎資料館
・JR東北本線「泉崎駅」から徒歩1分

その他(そのほか)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

ムービー

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