

伝統行事(でんとうぎょうじ)
磐梯神社の舟引き祭りと巫女舞(ばんだいじんじゃのふねひきまつりとみこまい)
地域(ちいき):
会津地域(あいづちいき)市町村(しちょうそん):
磐梯町(ばんだいまち)カテゴリー:
伝統行事(でんとうぎょうじ)
紹介説明(しょうかいせつめい)
もともとは、会津の仏教文化(ぶっきょうぶんか)の礎(いしずえ)を築いた、慧日寺(えにちじ)の年中行事として始まりました。慧日寺の廃寺後は磐梯神社の神事として受継がれ、現在は毎年春分の日に行われています。
舟引きは、米俵(こめだわら)をのせた飯舟(いいふね)とよばれる木の舟を東西に分かれ引き合い、その年の米の出来をうらなう作占いの神事です。東が勝てば「豊作(ほうさく)」、西が勝てば「米の値段(ねだん)が上がる」という予想が出されます。
また、舟引き祭りの際に行われる巫女舞(みこまい)は、磐梯明神(ばんだいみょうじん)を迎えるために神前で奉納(ほうのう)されるもので、小・中学生の女の子が舞手(まいて)となります。舞は3つの舞に分かれており、「榊(さかき)の舞」「弓の舞」「太刀(たち)の舞」が奉納されます。
この祭りは、平成17年4月県の重要無形民俗文化財に指定されました。
資料・他(しりょう・ほか)
『わたしたちのきょう土 磐梯町』『磐梯町史』【民俗編】
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・磐梯山慧日寺資料館 電話:0242-73-3000
<現地へ行くまでの交通案内>
・JR磐越西線「磐梯町駅」より徒歩で約20分
・磐越自動車道「磐梯河東IC」より車で約10分
その他(そのほか)
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