

伝統工芸(でんとうこうげい)
二本松万古焼(にほんまつばんこやき)

地域(ちいき):
県北地域(けんぽくちいき)市町村(しちょうそん):
二本松市(にほんまつし)カテゴリー:
伝統工芸(でんとうこうげい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
二本松万古焼(にほんまつばんこやき)は、安政年間(1854年~1860年)に、山下春吉(やましたはるきち)によって始められたと伝えられています。その後、二本松藩主(にほんまつはんしゅ)の丹羽氏(にわし)が京都から焼き物の職人(しょくにん)をよびよせて、下級武士(かきゅうぶし)へ教え、産業としてすすめたといいます。初期には、タタミ型(がた)手びねり成形で四角や五角の急須(きゅうす)を作っていましたが、やがて茶道(さどう)をする人たちが好む丸型(まるがた)手びねり急須へとうつりました。
現在は井上窯(いのうえがま)1軒(けん)がのこるのみです。地元で取れたねん土を使い、独自(どくじ)の「手びねり型くずし製法(せいほう)」で作られます。焼き上がりのしぶい色合いは、手間ひまをぞんぶんにかけた流れの中から生まれる温もりがあります。指でつけた指紋(しもん)や、梅の花のもようが特ちょうで、使うほどに味わいが出ます。
資料・他(しりょう・ほか)
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・(有)井上窯 電話:0243-23-2195
その他(そのほか)
- 福島県伝統的工芸品(平成9年3月31日指定)
ムービー

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