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伝統行事(でんとうぎょうじ)

つつこ引き祭り(つつこびきまつり)

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    伊達市(だてし)
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    伝統行事(でんとうぎょうじ)

紹介説明(しょうかいせつめい)

保原(ほばら)町中村地区で旧暦(きゅうれき)の1月25日に行われていた祭りで、古くからこの地に引きつがれる奇祭(きさい)と言われます。中村地区の若連たちが3組に分かれ、下帯姿(したおびすがた)で勇壮(ゆうそう)に大つつこ(大俵)を引き合います。
 江戸時代、この地区では毎月25日に町の通りに市(いち)が立っていました。毎年最初の市の日に、1年の市の繁盛(はんじょう)を願う市祭りが行われました。このときの「つつこ引き」で勝った組が、その年の市場で良い場所を使うことができたといわれています。また、享保(きょうほう)13年(1728年)の凶作(きょうさく)のとき、松平(まつだいら)藩主(はんしゅ)が農民に種籾(たねもみ)を分け与えてくれたことに感謝して、この祭りが始まったとも伝えられています。
 現在では3月の第1日曜日の祭礼(さいれい)に「五穀豊穣(ごこくほうじょう)」を願って「つつこ引き」が行われています。

資料・他(しりょう・ほか)

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・伊達市教育委員会 電話:024-573-5804

その他(そのほか)

  • 市指定無形民俗文化財(平成7年6月1日指定)

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