

文化財(ぶんかざい)
旧二本松藩戒石銘碑(きゅうにほんまつはんかいせきめいひ)
地域(ちいき):
県北地域(けんぽくちいき)市町村(しちょうそん):
二本松市(にほんまつし)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
旧二本松藩(きゅうにほんまつはん)5代藩主(だいはんしゅ)である丹羽高寛公(にわたかひろこう)が藩士(はんし)のいましめとするために、藩(はん)の儒学者(じゅがくしゃ)である岩井田昨非(いわいださくひ)に命じて作らせました。寛延(かんえん)2(1749)年に完成し、花崗岩(かこうがん)に、16文字が4行にわたり彫(ほ)られています。
文字は、「爾俸爾禄 民膏民脂 下民易虐 上天難欺」
[爾(なんじ)の俸(ほう)爾(なんじ)の禄(ろく)は 民(たみ)の膏(こう) 民(たみ)の脂(し)なり 下民(かみん)は虐(しいた)げ易(やす)きも上天(じょうてん)は欺(あざむ)き難(がた)し]と書かれています。
「お前が、お上からいただく給料は、民のあせとあぶらのつみ重ねで作られたものある。下々(しもじも)の民はしいたげやすいけれども、神をあざむくことはできない」と訳(やく)されます。教育の資料(しりょう)としても、行政(ぎょうせい)のお手本としても、価値(かち)の高いものです。
資料・他(しりょう・ほか)
『先人の偉業 戒石銘の精神に学ぶ』『二本松市史』
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・二本松市教育委員会文化課
・二本松歴史館
<直接現地へ行くまでの交通案内>
県立霞ヶ城公園東入口
・JR「二本松駅」から徒歩5分
・東北自動車道「二本松IC」から10分
その他(そのほか)
- 国指定史跡(昭和10年12月24日指定)

- 旧二本松藩戒石銘碑(きゅうにほんまつはんかいせきめいひ)
- 木造聖観音菩薩立像(もくぞうしょうかんのんぼさつりゅうぞう)
- 仏壇(ぶつだん)
- 久保猪之吉(くぼいのきち)
- 蓮華寺のシダレザクラ(れんげじのしだれざくら)
- 高村智恵子(たかむらちえこ)
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