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伝統工芸(でんとうこうげい)

上川崎和紙(かみかわさきわし)

  • 地域(ちいき)

    県北地域(けんぽくちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    二本松市(にほんまつし)
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    伝統工芸(でんとうこうげい)

紹介説明(しょうかいせつめい)

 二本松市上川崎(かみかわさき)地区は、千年以上の歴史(れきし)をほこる手すき和紙(わし)の産地です。そのはじまりは、平安時代の中ごろだと伝えられています。「みちのく紙」とよばれ、紫式部(むらさきしきぶ)や清少納言(せいしょうなごん)たちに愛(あい)された「まゆみがみ」は、ここですかれたといわれています。江戸時代になると、二本松藩(にほんまつはん)で紙すきをすすめ、今日の「手すき和紙」の基礎(きそ)となったといわれています。
 さらに、明治時代には、たくさんの紙が使われるようになったため、上川崎手すき和紙はさかんに作られていました。しかし戦後(せんご)は、西洋風の作り方の洋紙(ようし)が中心となり、和紙が使われることはほとんどなくなり、作られなくなっていきました。そのため、平成3年に「上川崎和紙振興組合(かみかわさきわししんこうくみあい)」をつくり、平成5年には、県指定の重要無形文化財(じゅうようむけいぶんんかざい)になりました。現在では、「和紙伝承館(わしでんしょうかん)」をオープンし、和紙の保存(ほぞん)に取り組んでいます。
 平成7年「ふくしま国体」での表彰状(ひょうしょうじょう)は「上川崎和紙」で作られました。

資料・他(しりょう・ほか)

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・二本松市和紙伝承館 電話:0243-61-3200

<直接現地へ行くまでの交通案内>
二本松市和紙伝承館
・国道4号線道の駅「安達」内にあります。

その他(そのほか)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

上川崎和紙 製品

紙漉き

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