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伝承昔話(でんしょうむかしばなし)

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紹介説明(しょうかいせつめい)

 その昔、毎晩、掛田(かけだ)【現在の伊達市霊山町】に飴(あめ)を買いに来る女の人がいました。店の主人が不思議(ふしぎ)に思ってあとをつけてみると、その女性はとなり村の柱田(はしらだ)にある墓地(ぼち)で姿を消しました。女性が消えたところは、最近、おなかに赤ちゃんがいるままで亡くなった、地元の城主・遠藤氏(えんどうし)の妻(つま)の墓(はか)でした。主人が墓の前に立つと、お墓から赤ちゃんのなき声が聞こえました。主人はおどろいて墓をほりおこしてみると、墓の中で飴をなめている赤ちゃんがいたそうです。その日は、女性が亡くなって四十九日(しじゅうくにち)にあたる日でした。母親の強い愛情(あいじょう)が、ゆうれいとなって、となり町まで飴を買いに行って子どもを助けたと噂(うわさ)されました。
 この子どもは、のちにりっぱな武士(ぶし)になり、伊達家(だてけ)の家臣(かしん)として活やくしました。伊達家の当主(とうしゅ)はこの話を知って、この武士の名字(みょうじ)を遠藤から四十九院(つるしいん)に変えさせました。伊達政宗(だてまさむね)の代に四十九院は柱田から丸森町の金山(かねやま)にうつり、現在もその子孫(しそん)の方が暮らしています。
 柱田の遠藤家の墓地は「田元(たもと)の地蔵(じぞう)」とよばれ、お地蔵さまがまつられています。子育て地蔵として信仰(しんこう)があつく、毎年4月13日に祭礼(さいれい)が行われています。

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