天然記念物(てんねんきねんぶつ)
イトヨ(いとよ)
地域(ちいき):
会津地域(あいづちいき)市町村(しちょうそん):
会津坂下町(あいづばんげまち)カテゴリー:
天然記念物(てんねんきねんぶつ)
紹介説明(しょうかいせつめい)
イトヨは、トゲウオ目トゲウオ科イトヨ属の魚です。産卵のとき、川をさかのぼる降海型(こうかいがた) 【川で生まれやがて海へと出るもの】と、わき水の沼や小川などで一生を過ごす陸封型(りくふうがた)【もともと海にすんでいた生き物が陸に封(ふう)じこめられたもの】があります。会津地方に生息するイトヨは陸封型で、水が冷たく水温変化(すいおんへんか)の少ないところにすんでいます。全長45~60mmで背びれの前に3本、腹びれの後ろに一対、尻びれの前に短い1本のトゲがあることから「トゲチョ」ともよばれています。
イトヨの生息地(せいそくち)は、きれいなわき水のあるところに限られます。開発にともなう川の工事や生活排水(せいかつはいすい)の流入(りゅうにゅう)により、年々その生息地(せいそくち)は減少しており、会津坂下町でも青木など限られた場所にのみにすんでいます。
資料・他(しりょう・ほか)
『会津坂下町の文化財』詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<現地までの交通案内>・磐越自動車道「会津坂下IC」より車で約20分
その他(そのほか)
- 町指定天然記念物
関連ホームページ(かんれんホームページ)
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