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天然記念物(てんねんきねんぶつ)

花園のコウヤマキ(はなぞののこうやまき)

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    天然記念物(てんねんきねんぶつ)

紹介説明(しょうかいせつめい)

 文治(ぶんじ)3(1187)年、鈴木三郎源重家は、源義経(みなもとのよしつね)のお供で平泉まで行く途中、ケガをしてしまい、棚倉町花園地区に数年間いました。そのとき、守り神として熊野権現(くまのごんげん)をまつり、熊野三社花園地蔵大権現(くまのさんじゃはなぞのじぞうだいごんげん)として信仰(しんこう)していました。このコウヤマキはその当時植えられたものと考えられており、樹齢(じゅれい)約700年、高さは21.0mあります。
 コウヤマキ(高野槇)は日本固有種(にほんこゆうしゅ)の常緑高木(じょうりょくこうぼく)で、幅(はば)のせまい円錐形(えんすいけい)の木のすがたは美しく、世界三大庭園木(ていえんぼく)のひとつとされています。和歌山県の高野山(こうやさん)に多くあることからこの名が付き、福島県はコウヤマキが生え育つもっとも北の地方だといわれています。

資料・他(しりょう・ほか)

『緑の文化財』昭和58年3月 福島県発行
『棚倉町の指定文化財』(パンフレット) 棚倉町教育委員会発行

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・棚倉町立図書館 電話:0247-33-4342

<現地までの交通案内>
・JR水郡線「磐城棚倉駅」下車、徒歩10分

その他(そのほか)

  • 町指定天然記念物(昭和56年12月18日指定)
  • 福島県緑の文化財 登録

関連ホームページ(かんれんホームページ)

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