

郷土開発(きょうどかいはつ)
山田貞策(やまだていさく)
地域(ちいき):
相双地域(そうそうちいき)市町村(しちょうそん):
南相馬市(みなみそうまし)カテゴリー:
郷土開発(きょうどかいはつ)生没年:
1869~1944時代:
明治(めいじ)~昭和(しょうわ)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
山田貞策(やまだていさく)は、1869年岐阜県養老町(ぎふけんようろうまち)の代々庄屋(しょうや)をつとめた大農家に生まれました。
農事改良による町の発展(はってん)に力をつくし、1898年に出崎栄太郎(でざきえいたろう)に水車式蒸気機関排水機(すいしゃしきじょうききかんはいすいき)を開発させました。この排水機を利用し、1906年から1928年まで、相馬郡八沢浦(やさわうら)で干拓事業(かんたくじぎょう)を行いました。荒地(あれち)を美田(びでん)とし、耕地面積(こうちめんせき)350ヘクタールの耕作地(こうさくち)を作り出し、たくさんの農作物(のうさくもつ)が収穫(しゅうかく)できるようになりました。
1935年に山田神社が磯ノ上(いそのうえ)公園に建てられましたが、今は八沢浦干拓事務所の前にあります。
資料・他(しりょう・ほか)
『八沢浦干拓の歴史』 鹿島町文化財愛好会 昭和51年『八沢浦の歩み』 八沢干拓土地改良区 山田神社遍宮祭執行委員会刊行
『八沢浦物語』 沖野岩三郎 昭和18年
『のびゆく養老町』 養老町教育委員会
主な業績(おもなぎょうせき)
のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
- 山田神社
1963年八沢浦干拓事務所の前に移築されました。 - 鹿島町八沢浦
干拓によって耕地となった美田です。 - 磯ノ上公園
八沢浦干拓の顕彰碑があります。
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
南相馬市博物館 電話:0244-23-6421現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

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