

文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)
永山十志夫(ながやまとしお)

地域(ちいき):
相双地域(そうそうちいき)市町村(しちょうそん):
楢葉町(ならはまち)カテゴリー:
文化・芸術(ぶんか・げいじゅつ)生没年:
1917~2002時代:
大正(たいしょう)~平成(へいせい)
人物紹介(じんぶつしょうかい)
本名を利男(としお)といいます。少年時代に地元の木戸八幡神社(きどはちまんじんじゃ)に自分で描いた絵を奉納(ほうのう)し、若くして画家をこころざしました。
東京美術学校【現東京芸術大学】で日本画を学び、2度院展(いんてん)の特選(とくせん)を受け、ながく日展(にってん)の日本画審査員(しんさいん)として活躍(かつやく)しました。子供たちが本物にふれる情操(じょうそう)教育【美しいもの、すぐれたものにふれて感動する、情感(じょうかん)豊かな心を育てる】のため、学校、公民館などの公共施設(こうきょうしせつ)に多くの日本画を寄贈(きぞう)。町民が絵画を通して芸術にふれることで、希望(きぼう)と感動をあたえました。
中央で活躍する一方、地元楢葉町の文化向上につくした十志夫(としお)は、町民から尊敬(そんけい)され、平成8年に楢葉町名誉町民(めいよちょうみん)第1号となりました。
資料・他(しりょう・ほか)
主な業績(おもなぎょうせき)
- 昭和47年
『雨の窓』が日展特選に選ばれました。 - 昭和49年
『緑いろの傘」が日展特選に選ばれました。 - 昭和59年
視覚障害者(しかくしょうがいしゃ)の支援のため絵画を2度おくり、芸術議員連盟より感謝状をうけました。 - 平成元年
東京都多摩老人センターに日展作品をおくり、感謝状をうけました。 日展で特選に選ばれた『雨の窓』、日展出品作品の『朝の御苑(ぎょえん)』を福島県立美術館に寄贈しました。 日展審査員、福島県美術展覧会の審査員、原町市美術展の審査員をつとめました。
のちに与えた影響(のちにあたえたえいきょう)
青少年の美術文化に対する意識(いしき)がたかまり、町のスローガンである「文化の里」づくりの道しるべとなりました。関連する史跡・施設(かんれんするしせき・しせつ)
副読本(ふくどくほん)
関連文献(かんれんぶんけん)
詳しい情報の入手先(くわしいじょうほうのにゅうしゅさき)
現地へ行くまでの交通案内(げんちへいくまでのこうつうあんない)
その他(そのほか)
教育委員会連絡先(きょういくいいんかいれんらくさき)

- 大滝神社の浜下り(おおたきじんじゃのはまくだり)
- 塩貝の大カヤ(しおがいのおおかや)
- 永山十志夫(ながやまとしお)
- 清隆寺のシダレザクラ(せいりゅうじのしだれざくら)
- 天神岬スポーツ公園(てんじんみさきすぽーつこうえん)
※関連(かんれん)する項目(こうもく)を表示(ひょうじ)しています。
クリックするとその項目のページへジャンプします。