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文化財(ぶんかざい)

旧吉田家住宅紫雲閣(きゅうよしだけじゅうたくしうんかく)

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    三春町(みはるまち)
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紹介説明(しょうかいせつめい)

旧吉田家住宅は、明治時代に生糸(カイコが作るまゆからとれる糸)の商売で利益を得た三春の豪商(ごうしょう)が建てた家です。そのなかでも、敷地内(しきちない)にあるこの蔵座敷・紫雲閣は、当時の主人の趣味(しゅみ)をふんだんにもりこんで建てたものです。高価でめずらしい木材などが大量に使われており、とてもぜいたくな作りになっています。扉や襖(ふすま)の引手にまで細かなデザインがされており、きばつな彫刻(ちょうこく)とともに見どころの一つとなっています。非常に独創的(どくそうてき)な建物と言えるでしょう。

資料・他(しりょう・ほか)

三春町文化伝承館・旧吉田家住宅リーフレット

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
三春町教育委員会生涯学習課 三春町歴史民俗資料館
℡ 0247-62-5263
<現地に行くまでの交通案内>
JR磐越東線三春駅から徒歩30分
福島交通三春行き 中央大町バス停下車徒歩5分

その他(そのほか)

  • 国登録有形文化財(令和2年8月17日)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

ムービー

桜の時期の紫雲閣の外観です。高台に建つ紫雲閣からは、桜であふれる三春の街をながめることができます。

特に目をひくのは、まるで天にのぼるかのように龍の彫刻(ちょうこく)が巻き付いた床の間がある漆(うるし)の間です。

漆の間の襖(ふすま)にほられた龍の透かし彫りです。この部屋はすべての木材に漆がぬられていて、ぜいたくなつくりになっています。

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