文化財(ぶんかざい)
小野の獅子舞(おののししまい)
地域(ちいき):
県中地域(けんちゅうちいき)市町村(しちょうそん):
小野町(おのまち)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
小野町には、県の重要無形文化財(じゅうようむけいぶんかざい)に指定された3つの獅子舞があります。
●小野大倉獅子舞(おのおおくらししまい)●
太郎獅子(たろうじし)4、次郎獅子(じろうじし)4、雌獅子(めじし)1の9匹で構成(こうせい)されます。
大倉地区に住んでいる長男に受けつがれ、小学生から舞い手となって、年々格が上げられます。そして太郎獅子、次郎獅子の先頭は経験(けいけん)をつんだ者がつとめます。
毎年10月【日程(にってい)が変わる時もあります】に行われる塩釜神社祭礼(しおがまじんじゃさいれい)の初日には、大倉獅子舞が本殿(ほんでん)の前で奉納(ほうのう)され、その後は町内の各地で舞を見せます。この獅子舞奉納が祭りのはじまりを意味し、また舞が奉納された後でなければ、みこしが出ることはできません。このように大倉獅子は祭りの中でも重要(じゅうよう)な役わりを持っています。
●新田内長獅子舞(にったうちながじしまい)●
八雲神社に伝わり、太郎獅子5、次郎獅子5、雌獅子1の11匹で構成される、県内でもっとも数の多い獅子舞です。大倉獅子舞とよく似ています。
八雲神社に伝わる由来によると、多くの災(わざわ)いをしずめるために舞を奉納したといわれています。
●浮金小獅子舞(うきがねこじしまい)●
天明(てんめい)の大ききんの後、村の繁栄(はんえい)と安全などを願って、菅布禰(すがふね)神社に舞を奉納したのがはじまりといわれています。
地区の小学校高学年から中学生の男子4人が舞い手となります。他の地区とくらべると、激しく勇壮な舞が特徴です。
資料・他(しりょう・ほか)
『小野町文化財』(パンフレット)『小野町史』民俗編
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・小野町ふるさと文化の館
<直接現地へ行くまでの交通案内>
●小野大倉獅子舞(塩釜神社)
・JR磐越東線「小野新町駅」下車、徒歩5分
●新田内長獅子舞(八雲神社) 飯豊字大日堂
・JR磐越東線「神俣(かんまた)駅」から車で約5分
●浮金小獅子舞(菅布禰神社) 浮金字宮ノ前
・磐越自動車道「小野IC」から車で約20分
その他(そのほか)
- 県指定重要無形民俗文化財
- 東堂山の杉並木(とうどうさんの すぎなみき)
- 高柴山(たかしばやま)
- 夏井千本桜(なついせんぼんざくら)
- 矢大臣山(やだいじんやま)
- 諏訪神社の翁杉 媼杉(すわじんじゃの じじすぎ ばばすぎ)
- 小野の獅子舞(おののししまい)
※関連(かんれん)する項目(こうもく)を表示(ひょうじ)しています。
クリックするとその項目のページへジャンプします。