

文化財(ぶんかざい)
木造聖観音菩薩坐像(もくぞうしょうかんのんぼさつざぞう)
地域(ちいき):
南会津地域(みなみあいづちいき)市町村(しちょうそん):
只見町(ただみまち)カテゴリー:
文化財(ぶんかざい)
紹介説明(しょうかいせつめい)
高さ75.8cm、ヒノキ材の寄木造(よせぎづくり)、 色のついた眼(め)がはめこまれた座(すわ)ったすがたの像(ぞう)です。色合いは、つくられた当時の美しさをとどめています。からだは白のかかった金色、うでには腕輪(うでわ)のあとがありますが、今は失われています。全体として彫(ほ)りは運慶様(うんけいよう)の流れを基本(きほん)にして、衣服(いふく)は中国【宋(そう)】の影響(えいきょう)を受けています。
仏像(ぶつぞう)のうらには応長(おうちょう)元年(1311年)と書かれています。会津地方にはこれと似(に)たようなものが少なく、昭和30年2月4日に県の重要文化財(じゅうようぶんかざい)に指定されました。梁取(やなとり)の成法寺観音堂内(じょうほうじかんのんどう)に大切に保管(ほかん)されています。
資料・他(しりょう・ほか)
・只見町史・只見おもしろ学ガイドブック【改訂版】 令和
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先>・只見町教育委員会 電話:0241-82-5320
<直接現地まで行く交通案内>
・JR只見線「只見駅」よりバスで40分
その他(そのほか)
- 県指定重要文化財(昭和30年2月4日指定)

- 旧長谷部家住宅(きゅうはせべけじゅうたく)
- 窪田遺跡(くぼたいせき)
- 会津只見の生産用具と仕事着コレクション(あいづただみのせいさんようぐとしごとぎこれくしょん)
- 大曾根湿原(おおそねしつげん)
- つる細工(つるざいく)
- 会津朝日岳(あいづあさひだけ)
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